Xマウントシネレンズ
フジノンレンズ MKX50-135mmT2.9
軽量設計と高い光学性能を実現したシネマレンズ
「フジノンレンズMKX50-135mmT2.9」は、「Xマウント」に対応した初めてのシネマレンズです。「Xマウント」の短いフランジバック(*1)の利点を光学設計に最大限活かすことで、約1kgの軽量設計と高い光学性能を両立しています。
*1:レンズマウントのマウント面からセンサーまでの距離。
特長
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- 約1kgの軽量設計と高い光学性能を実現
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・MKX50-135mmT2.9は2枚のスーパーEDレンズと2枚のEDレンズ含む17群22枚のレンズ構成を採用。画面中心部から周辺部まで高い光学性能を実現します。
・「Xマウント」の短いフランジバック(*1)の利点を光学設計に最大限活かすことで、約1kgの軽量設計と高い光学性能を両立。 「Xシリーズ」との組み合わせで撮影時に高い機動力を発揮します。また、撮影現場で優れた運用性を実現するため、少人数でオペレーションすることができます。
・MKX50-135mmT2.9は焦点距離76-206mm(*2)の望遠ズームレンズで焦点距離全域でT2.9(*3)の明るさを実現し、浅い被写界深度でボケ味を活かした映像の撮影が可能。 さらに、ライティングを再調整する手間を省き、撮影時間の短縮に貢献します。
・カメラとの電子接点を設けているため、「フィルムシミュレーション」を使った多彩な映像表現に加え、ディストーション(*4)や色/輝度シェーディング(*5)の補正なども可能です。
*1:レンズマウントのマウント面からセンサーまでの距離。
*2:35mm判換算。
*3:T値は、F値と透過率を考慮して表したレンズの明るさを示す指標。数値が小さいほど明るいレンズであることを表す。
*4:レンズを通して結像する際に、周辺部で像が縮んだり、伸びたりして、歪む現象。
*5:対象画像本来の色/輝度を映像信号へ変換する際に生じる不整合。
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- ズーミング(画角変更)時の焦点移動を抑制
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フロントフォーカス群とズーム群が独立して駆動する方式を採用し、ズーミング時の焦点移動を抑制。ズーミング後にフォーカスを合わせ直す必要がありません。また、焦点移動を光学的・機械的に抑制しているため、タイムラグもありません。
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- フォーカシング時の画角変動(ブリージング)を抑制
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フロントインナーフォーカス方式を採用することでフォーカシング時の画角変動(ブリージング)を抑制。印象的なシーンでのフォーカシングを違和感無く行うことができます。
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- ズーミング時の光軸ズレを抑制
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レンズの光学・機械設計を動画撮影に最適化することで、ズーミング時の光軸ずれを抑制。狙い通りの構図で撮影できます。
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- 動画撮影に求められる快適な操作性を発揮
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・フォーカス回転角は200度と幅広い回転角を確保。精度の高さが求められる浅い被写界深度での撮影時においても精緻なフォーカシングが可能です。
・フォーカス、ズーム、アイリス(絞り)を独立して操作できる3連リングを搭載。ズームはもちろん、フォーカスやアイリスにもフルマニュアル機構を採用し、直感的な操作が可能です。
・全ての操作リングのギアピッチ(*6)を、シネマレンズで一般的な0.8モジュールに統一。正確かつスムーズなフォーカシングを可能にするフォローフォーカスなど、映像制作に欠かせない標準的な周辺アクセサリーの使用が可能です。
・アイリスはクリックが発生しないシームレス調整に対応。精緻な露出調整を実現し、また、クリックによる振動や作動音も防ぎます。
*6:歯車の歯と歯の間の距離。
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- 「MKX18-55mmT2.9」と「MKX50-135mmT2.9」を共通設計とすることで快適な運用性を発揮
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・レンズ前枠径は85mm、フィルター径は82mmと共通であるため、マットボックスやフィルターの共用が可能です。
・3連リングのギア位置を統一し、レンズ交換時にアクセサリー位置の再調整が不要です。
・被写体に接近して撮影が可能なマクロ機構を搭載。1本でカバーする撮影シーンを拡大します。
MKX18-55mmT2.9:被写体距離(*7)0.38m(ワイド端)
MKX50-135mmT2.9:被写体距離0.85m(ワイド端)・「フランジバック調整機構」(*8)を搭載。温度変化に伴って生じるフランジバックの微妙な変動下でも、カメラとレンズをベストマッチさせ、光学性能をフルに引き出します。
*7:結像面から被写体までの距離。
*8:カメラのフランジバック(レンズの取付基準面からセンサーまでの距離)に合わせて、レンズの結像面を最適な位置に調整可能。
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MKX50-135mmT2.9 スペシャルサイト