September 29,2022
「新しい視点でこどもと歩く」
CASE STUDY 07 :
DJANGO
音楽家を中心に、さまざまなアーティストの撮影も行う。
5年間フランスで活動し、その後舞台を東京へ。
愛用させてもらっている、GFX(ハイエンド機種)を使っているアーティストが
チェキを使うと、何か化学反応が起きるだろうか?
というコンセプトのもと、声をかけていただきました。
チェキは、学生のころから何台か持っていて
わたしの中では、カメラというより「コミュニケーションツール」として
愛用してきました。
特に、若いころ海外を一人歩いてまわったころは本当に
素晴らしいカメラだと感動し、今もその体験は昨日のことのように思い出します。
部屋の壁に貼られた、もう名前も憶えていないあの人は今
遠い地で何をしているのだろう?とたまに思いを馳せたり。
「旅人のツール」というわたしにとってのベネフィットは
今回どんな新しい意味をもたらせてくれるのだろう?
さて、自分でアーティストと名乗るのもおこがましいですが、カメラという道具を持って何を撮ろう?と考えたとき一番考えることは「新しい目線」で何か撮れるだろうか?ということです。
この新しき世界(コロナ禍)で旅好きの(もうずいぶん行けてはいませんが新しい道具は、旅でもあるのです)
(※以前の記事より人は人生の中で旅に出たくなる時がある)
わたしが考えたのは、
「新しい視点でこどもと歩く」
でした。
実は街中には、たくさんの顔が隠れていて。笑
ひとりくすっと、なることもしばしば。
何かを「顔」に見立てるのは
正直、アーティストとしては新しくはないことはわかっていましたが
子供と歩くことで何か感じられることもあるかも?と思いました。
わたしが知る限りでは、
古くは赤瀬川 原平の「路上観察学入門」で顔を表現していますよね。